鹿児島県警察本部では、ことしに入って不同意わいせつや盗撮などの罪で、合わせて3人の警察官が起訴されたほか、元生活安全部長が、個人情報を含む内部文書をライターに漏らしたとして起訴されるなど、不祥事が相次いでいます。
これを受けて鹿児島県警では7月1日に、40代以上の中堅の警察官や職員、15人が参加して再発防止に向けて意見を出し合う座談会が開かれました。
冒頭で、野川昭輝本部長が「経験や年齢は関係なく、きたんのない意見が交わされることを期待する」と述べました。
座談会は非公開で90分にわたって行われ、終了後の県警の説明によりますと、この中で、中堅の警察官などからは、部下への指導の在り方について、幹部向けの研修の実施を検討してはどうかとか、職員に業務以外での人とのつきあい方について指導することを検討してはどうか、といった意見が出たということです。
県警は、若手や女性の警察官の意見を聞く座談会も開く予定で、出された意見を7月中にも取りまとめる再発防止策に反映させるとしています。
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