サイバー攻撃による大規模なシステム障害が続く出版大手KADOKAWAは28日、取引のある一部のクリエーターや、同社傘下ドワンゴの全従業員の個人情報が漏えいしていることを確認したと発表した。警察が捜査しているという。
同社によると、漏えいを確認したのは、楽曲収益化サービスを利用するクリエーターの個人情報や、同社元従業員が運営する会社の情報、契約文書、見積書など。ドワンゴの社内文書なども流出した。7月中に外部専門機関による調査結果が出る見通し。
KADOKAWAは「再発防止に取り組むとともに、ランサムウエア攻撃などの犯罪行為には厳正に対処してまいります」と説明した。
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