新たな給付型奨学金は永守氏の寄付を原資とする(28日、京都市内で開かれた記者懇談会)=京都先端科学大提供

京都先端科学大学は、給付型の「KUAS未来奨学金」制度を2025年度に新設する。全ての学部・学科で、一般入試や公募推薦入試に優秀な成績で合格した学生が対象。最大で4年間の授業料の費用を全額給付する。学生が継続して給付を受けるには、学期ごとに成績の審査を受ける必要がある。

京都先端科学大は京都学園大学を前身とし、18年にニデック創業者の永守重信氏が運営法人の理事長に就任した。奨学金は永守氏の寄付を原資とする。28日に京都先端科学大で開いた記者懇談会で、永守氏は「独自性を打ち出し、日本の教育を変えていく」と強調。海外留学生の呼び込みにも力を入れる考えを示した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。