3者協議を終え、記者会見する前川彰司さん(右から2人目)、吉村悟弁護士(同3人目)ら=18日午後、金沢市
1986年に福井市で中学3年の女子生徒=当時(15)=が殺害された事件で懲役7年が確定し、満期出所した前川彰司さん(58)の第2次再審請求で、裁判所、検察、弁護側の3者協議が18日、名古屋高裁金沢支部(山田耕司裁判長)であった。弁護側によると、裁判所は5月末までに審理を終え、再審開始を認めるかどうかの決定を秋ごろまでに出す見通しを示したという。 前川さんは3者協議で「私は無実で、事件とは無関係。より詳細に審議してもらいたい」と意見陳述したと明らかにした。 第2次再審請求は2022年10月にあった。検察側はこれまでに287点の証拠を開示、弁護側は133点を新証拠として提出した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。