脳死からの臓器提供をめぐっては、日本心臓移植学会の調査の結果、去年1年間に医師やスタッフがそろわなかったといった理由で、心臓の移植が見送られたケースが16件あったことが明らかになっています。

こうしたことを受けて、自民党の臓器移植を考える議員連盟は27日に会合を開き、政府への提言をとりまとめました。

この中では移植を行う医療機関に支払う診療報酬の増額のほか、患者の家族や医療機関などとの調整にあたる臓器移植コーディーネーターの早急な増員や処遇改善などを求めています。

議員連盟は、武見厚生労働大臣に提言を渡し、実現を求めていくことにしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。