元大阪地検検事正の弁護士、北川健太郎容疑者(64)が準強制性交容疑で逮捕された事件で、同容疑者が検事正在任中に官舎で酒に酔った状態の女性に性的暴行を加えた疑いがあることが26日、関係者への取材で分かった。

関係者によると、容疑者は検事正だった2018年2月〜19年11月の間、大阪市内の検事正官舎に居住していた。この頃、検察関係者の女性を招き入れたとみられる。

大阪高検は25日、北川容疑者の逮捕を発表したものの「被害者のプライバシーの観点を考慮し、回答を差し控える」として詳細を明らかにしなかった。

同容疑者は那覇地検検事正や最高検刑事部長などを歴任。19年11月に退官後は、弁護士として活動していた。

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