交通安全に対する意識を高めようと、警視庁は25日、お笑い芸人「ハリセンボン」の近藤はるなさんと箕輪はるかさん、俳優の濱田龍臣さんを交通安全広報大使に任命した。

 任期は来年5月末まで。3人は車や電動キックボードを運転する際の注意点などを説明する動画に登場し、動画は今後、X(旧ツイッター)などのSNS上や、都内各所で放送される予定だ。イベントにも参加し、交通安全を呼びかけていくという。

 今年の都内の交通事故での死者数は24日現在で69人。前年同期比21人増となっている。特に高齢者の歩行者が多いという。

 近藤さんは自身の持ちギャグになぞらえて「『交通事故起こすんじゃねえよ!』という気持ちで頑張りたい」。箕輪さんは「交通安全をみなさんと一緒に学びたい。あだなが交通安全になるくらい」。濱田さんは「よく自転車を利用するので、より一層交通安全に気を付けたい」と話した。

 詳細は、警視庁の交通安全情報を発信するサイト「TOKYO SAFETY ACTION」(https://www.safetyaction.tokyo/)で。(御船紗子)

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