全国的に梅雨入りしている日本列島は24日、晴れとなった関東甲信や東海を中心に気温が上昇した。最高気温35度以上の猛暑日の地点が相次ぎ、前日より10度以上高い場所も出た。25日も暑さが続く見込みで、東北や北陸でも最高気温30度以上の真夏日の予報となっている。気温の変化が大きく、体が暑さに慣れていない時期のため、熱中症に注意が必要だ。
気象庁によると、栃木県佐野市の36.8度が全国で最も高かった。千葉県市原市36.4度、埼玉県寄居町36.1度、群馬県桐生市36.0度、静岡市駿河区35.5度など計14地点で猛暑日となった。東京都心は今年最高の33.4度で真夏日だった。
23日までの雨で湿度が高かった影響で24日未明に気温があまり下がらず、午前中から夏至前後の強い日差しによって空気が暖められた。
西からの風が、山地から吹き下ろす際に温度が上がる「フェーン現象」を発生させた影響もあり、気温が大きく上昇したとみられる。〔共同〕
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