沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で20日から領海内への侵入を繰り返していた中国海警局の「海警」2隻は、21日正午すぎに領海を出た。この間、別の海警1隻も領海内への侵入を繰り返した。3隻は日本漁船に接近しようとしたため、海上保安庁の巡視船が漁船の安全を確保し、領海外へ出るよう警告した。尖閣沖での中国公船の領海侵入は2日連続で今年21回目。

第11管区海上保安本部(那覇市)によると、2隻は20日午前8時55分ごろと同日午後4時55分ごろに大正島付近の領海に侵入。さらに別の1隻が同日午後10時5分ごろに南小島付近に入った。3隻は何度も領海内への出入りを繰り返した後、21日午後0時15分までに、いずれも久場島南東から出た。

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