鹿児島県警の情報漏えい事件で、鹿児島地検は21日、職務上知り得た秘密を退職後に漏らしたとして、国家公務員法(守秘義務)違反の罪で、前県警生活安全部長本田尚志容疑者(60)を起訴した。
本田被告は個人情報を含む、県警の不祥事についてまとめた文書を札幌市のライターに郵送したと認めている。目的について、県警トップ野川明輝本部長が、警察官の盗撮事件を隠蔽しようとしたことを公にしたかったと主張している。
野川本部長は「隠蔽を意図して指示したことは一切ない」と否定した。警察庁は来週にも、経緯を確認し、再発防止策を検討するために、県警へ監察官を派遣する方針。
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