山梨県が富士山登山者に人数規制を導入するのに伴い、事前に入山の予約をした人が、受け付け開始から1カ月の20日午後4時時点で2万1177人となった。県は開山日の7月1日から、人数規制とともに通行料2千円の支払いを義務付けるため、予約サイトでの事前決済により、混雑解消を目指す。

県によると、1日当たりの登山者の上限は4千人で、うち3千人が予約枠。9月10日までの開山期間中の最大予約数は21万6千人となり、20日時点の数は1割程度に当たる。週末やお盆に多い傾向であるものの、予約が埋まった日はない。

一方、7月上旬の予約が増えており、県の担当者は「登山日が近づくと予約し始める印象だ」と語る。

予約枠は余れば当日枠に回す。少なくとも千人は当日、現地で通行料を支払い通行できる。予約すると、メールで届くQRコードを5合目の受け付けでかざすことで、スムーズに入山できる。登山前日まで予約可能。〔共同〕

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