山形県警本部

 山形県警は20日、同県酒田市の空き家に放火したとして、非現住建造物等放火の疑いで、地元消防団副分団長で元会社員の田賀一稀容疑者(27)を再逮捕した。県警によると「仕事や消防団活動でストレスがあった」と容疑を認めている。

 容疑者は別の公共施設への放火容疑で逮捕されており、山形地検鶴岡支部は20日、非現住建造物等放火罪で起訴した。

 再逮捕容疑は5月10日夜、空き家に火を付け外壁などを焼いた疑い。

 県警によると、二つの現場から灯油の成分が検出された。容疑者宅からはライターや灯油の運搬に使ったとみられるペットボトルを押収した。同市では4月下旬以降、他に6件の不審火があり関連を調べている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。