中国の国旗(ロイター=共同)

 20日午後10時5分ごろ、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船1隻が侵入した。これとは別の2隻が同日午後、領海に一時侵入した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは7日以来で、今年19日目。

 第11管区海上保安本部(那覇)によると、機関砲のようなものを搭載し、日本漁船の動きに合わせて航行。領海から出るよう巡視船が要求した。領海外側の接続水域でも、機関砲のようなものを搭載した別の中国船3隻を確認した。

 尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは182日連続。日本政府による2012年9月の尖閣諸島国有化後、最長の連続日数を更新した。

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