誤りが見つかったのは東京 千代田区に本社がある不動産会社が盛岡市紺屋町に建設を進めている14階建ての分譲マンションの折り込み広告です。
盛岡市によりますと市内などに配布されたこの広告について、使われている画像が岩手県最高峰の「岩手山」ではなく青森県にある「岩木山」ではないかと市の職員が気付き、18日、会社に抗議したということです。
これを受けて会社は誤りを認め謝罪しました。
マンションを販売する「MIRARTHホールディングス」は「多くの方々の気持ちをないがしろにしてしまうような事態になりましたことを心より深くおわび申し上げます」などとコメントしています。
このマンションをめぐっては地元住民などが景観に配慮するよう要望しています。
盛岡市景観政策課は「こうした間違いは市民の感情を逆なでする行為で事業者は丁寧に対応すべきだ」と話しています。
盛岡市長「誠に遺憾」
盛岡市の内舘茂市長は19日、自身のSNSを更新し「写真の取り違えは、誠に遺憾であると思っております。岩手山は私たち盛岡市民にとってシンボル的な存在であり、先輩方のたゆまぬ努力によりその眺望が確保されてきました。事業者には一層の慎重さをもって、市民感情に寄り添う配慮をお願いしました」と投稿しました。
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