違法薬物を飲み込んで密輸を共謀した仲間が体調不良になっても放置し、薬物中毒死させたとして、千葉県警は20日、保護責任者遺棄致死の疑いで、20~30代の男3人を再逮捕した。認否を明らかにしていない。
3人は住所不定、職業不詳の吉田辰一容疑者(34)ら。成田空港経由で米国から違法薬物を密輸した疑いで逮捕され、麻薬取締法違反(営利目的輸入)などの罪で起訴されている。亡くなったのは茨城県筑西市の20代男性で、同法違反容疑で容疑者死亡のまま書類送検された。
再逮捕容疑は昨年6月下旬、千葉県成田市内のホテルで、男性がコカインによる中毒に陥っても119番せず、死亡させた疑い。
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