沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で20日、中国海警局の「海警」1隻が日本の領海に侵入した。日本漁船に接近しようとしたため、海上保安庁の巡視船が安全を確保し、領海外へ出るよう警告。約2時間20分後に領海の外に出た。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は7日以来で、今年18回目。

第11管区海上保安本部(那覇市)によると、海警1隻は20日午前8時55分ごろ、大正島南南東の領海に侵入。操業中の日本漁船に接近したり、付近を漂泊したりした。同11時15分ごろ、同島南西から領海を出た。

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