双子のジャイアントパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」は3年前に生まれた時は120グラムほどでしたが、今では80キロ余りにまで成長し、今月23日に3歳の誕生日を迎えます。

野生のジャイアントパンダは単独で生活することや、大きくなってじゃれあった時にけがをするリスクもあることから、2頭はことし4月から別々の場所で展示されています。

20日は気温も上がって室内での展示となっていましたが、シャオシャオが時折、立ち上がるような動きを見せると来園者から歓声が上がっていました。

一方、レイレイは木の下で眠っていて、訪れた人は静かに見守っていました。

双子のパンダを見ようと、平日にもかかわらず外国人観光客も含めて多くの人が訪れ、最大で40分待ちとなっていました。

2歳の娘と訪れた母親は「娘はパンダが好きですが、本でしか見たことがないので連れてきました。とてもかわいくて、娘も驚いていたようでした」と話していました。

上野動物園の冨田恭正副園長は「生まれた時は体重が軽く、緊張の日々でしたが、順調に育ってくれました。これからも2頭の健やかな成長を応援してほしい」と話していました。

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