400年以上の歴史を持つ伝統行事「くも合戦」が16日、鹿児島県姶良市加治木町で行われた。長さ60センチの細い棒の上でコガネグモのメスどうしを戦わせ、棒から落としたり、糸をかけたりといった技で勝敗を決める。自慢のクモを持ち寄った参加者は、動画や写真に収めながら熱戦のゆくえを見守っていた。

 くも合戦は、薩摩の武将、島津義弘が朝鮮出兵の際に士気を高めるために始めたとされ、国の無形民俗文化財にも登録されている。

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