約3300万円を脱税したとして、東京国税局査察部が、人材派遣会社「LUXAS」(千葉県柏市)と川瀬雄大代表(42)を法人税法違反の容疑で千葉地検に告発していたことが18日、関係者への取材でわかった。告発は3月25日付。

 関係者によると、川瀬代表は2022年8月期までの2年間、業務委託料やコンサル料などの名目で知人が関係する会社に資金を振り込み、のちに現金で戻させる方法で約1億3600万円の所得を隠し、計約3300万円を脱税した疑いがある。

 得た金は川瀬代表が自宅の購入資金などに充てていたとみられる。

 朝日新聞は川瀬代表に取材を申し込んだが、回答はなかった。査察部は23年6月に強制調査に着手していた。(花野雄太)

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