日本クレー射撃協会の強化担当だった元理事の70代男性が、散弾銃の実包を不適切に取り扱ったとして、神奈川県警が火薬類取締法違反の疑いで書類送検していたことが分かった。14日付。

 容疑は昨年1月ごろ、射撃競技のナショナルトレーニングセンターである県立伊勢原射撃場であった合宿で、同法の施行規則で定めた数量を超える実包を、火薬庫でなく車内で貯蔵したというもの。協会関係者らによると、自身が経営する銃砲店から車で運び、選手に渡していたという。

 複数の協会関係者が刑事告発していた。協会では2月の総会で男性を含む理事9人が解任された。(村上潤治、加藤美帆)

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