大阪公立大の研究室から毒物の青酸ソーダが盗まれた事件で、大阪府警は17日、知人を殺害する目的でおのを大学に持ち込んだとして、殺人予備容疑で無職竹林尚志容疑者(30)を再逮捕した。府警によると「知人の言動に不満があった」と供述。トラブルは確認されておらず、府警は一方的に不満を募らせたとみている。

 再逮捕容疑は、知人を殺害する目的で1月、長さ約40センチ、刃渡り約10センチのおのを購入し、大阪公立大に持ち込んだ疑い。

 おのは容疑者宅で見つかり、府警が押収。容疑者は「殺人を計画して買っていた」と供述。研究室から青酸ソーダを盗んだとして5月に窃盗容疑で逮捕されていた。

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