馬と触れ合い、引退した競走馬の「第2の人生」について考え、命の大切さなどを学ぶイベントが16日、埼玉県日高市の「つばさ乗馬苑」(土谷麻紀理事長)で開かれ、首都圏在住の10組30人の親子が参加した。  中日新聞東京本社内にある「馬と人をつなぐ実行委員会」主催で、3回目。参加者は乗馬や餌やり体験などを通じ、馬との共生について理解を深めた。

乗馬を体験する参加者=埼玉県日高市のつばさ乗馬苑で(福永忠敬撮影)

 家族で参加した東京都杉並区の伊藤帆乃香さんは7歳の誕生日と重なり、ヘルメットに「7」と書いた自作の鉢巻きをして、乗馬を体験。ポニーには乗ったことがあるが、乗馬用の馬は初めてといい、場内を一周すると「楽しかった。また来たい」と目を輝かせた。  埼玉県越谷市から家族で参加した河合志保さん(39)は「馬の一生も長い。レースで頑張った馬が引退後、リラックスして過ごせる施設が増えるといいですね」と語った。 

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。