映画「窓ぎわのトットちゃん」より(ⓒ黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会)=共同

フランス東部アヌシーで15日まで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭で、黒柳徹子さんの自伝的著書が原作の映画「窓ぎわのトットちゃん」(八鍬新之介監督)が長編部門の特別賞、ポール・グリモー賞を受賞した。

「窓ぎわのトットちゃん」は、何事にも好奇心旺盛な小学生のトットちゃんが主人公。子どもの自主性を重んじる東京のトモエ学園で個性的な生活を送るが、戦争の足音が迫ってくる。

原作は1981年に出版され、国内外の累計発行部数が2500万部を突破した。

アヌシー映画祭はアニメーション映画祭として世界最大規模を誇る。ポール・グリモー賞は、フランスの著名アニメ映画監督の名を冠した特別賞で、長編部門の最高賞、審査員賞に次ぐ賞。〔共同〕

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