警視庁によりますと、ことし都内で交通事故で亡くなった人は13日までに66人と、去年の同じ時期よりも20人増えています。

これを受けて警視庁は、6月19日まで都内各地で取締りや交通安全の呼びかけを強化するなど緊急の対策にあたっています。

このうち港区の御田小学校の周辺では、14日朝の登校時間に合わせて警察官およそ10人が警戒に当たり、学校前の交差点で児童を誘導していました。

また、近くの交通量の多い交差点では、歩行者や自転車に乗る人にことしの事故の傾向が書かれたチラシを配って交通ルールを守るよう呼びかけていました。

ことしは歩行者の死亡事故が目立っていて、去年の同じ時期のおよそ2倍にあたる29人が亡くなり、このうち18人が65歳以上の高齢者だということです。

警視庁は自治体などとも連携しながらドライバーや歩行者などそれぞれに対して事故防止を呼びかけることにしています。

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