岐阜県大垣市の住宅で住人の三輪早子さん(89)が胸を刺されて死亡した事件で、県警養老署は13日、殺人の疑いで、同じ敷地内の別の棟に住む孫の自称無職直也容疑者(37)を逮捕した。事件後に車で逃走したとみられ、三重県四日市市内で身柄を確保した。「間違いない」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は13日午前6時半ごろ、大垣市上石津町細野の住宅で、三輪さんの胸を包丁で複数回刺すなどして殺害した疑い。署は、詳しい状況を調べている。

 近所に住む70代の主婦は、三輪さんについて「明るくて面白く、人に恨まれるような方ではないと思う。こんな身近な所で事件が起こるなんて」と驚いた様子で話した。

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