昨年1月に大阪湾で死んだクジラの処理費用が当初見積もりの2倍以上に膨らんだ問題で、大阪市は13日、外部監察専門委員の弁護士8人によるチームに調査を委託したと発表した。積算根拠や契約金額に疑義が残るとした内部調査を踏まえ、市は事案の徹底解明を求める方針。
クジラ処理は委託業者との随意契約で実施。横山英幸市長は記者団に、担当した大阪港湾局の業務遂行全般に適正な競争環境が担保されているかどうかの調査も委託する考えを示した。
市の昨年3月上旬時点の見積もりで約3774万円だったクジラ処理費用は、業者側の増額要求で8019万円に膨らんだ。
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