学校法人白百合学園(東京)は13日、運営する女子校の盛岡白百合学園中高(盛岡市)を、2026年4月から男女共学にすると発表した。少子化による生徒減少が主な理由としている。伝統校と言われる全国七つの姉妹中高のうち、共学化に踏み切るのは初めて。  記者会見した浅沼千明校長らによると、盛岡白百合は1892年設立のカトリック校。高校は定員240人に対して06年の入学生から定員割れが続き、今年初めて百人を下回った。加えて、県内で共学志向が高まっていると判断した。  今後はトイレや更衣室の改修、部活動の新設などを進める。校名は「変える可能性がないとは言い切れない」としている。


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