性同一性障害特例法に基づき男性から性別変更した40代の女性が、凍結保存した自身の精子でパートナーとの間に生まれた次女(4)を認知できるかが争われた訴訟で、最高裁第2小法廷(尾島明裁判長)は17日、双方の意見を聞く上告審弁論を5月31日に開くと決めた。性別変更後に生まれた子の認知を認めなかった二審東京高裁判決が見直される可能性がある。  二審判決などによると、女性は2018年に家裁での審判を経て戸籍上の性別を変更。パートナーは凍結保存していた精子を用いて18年に長女(6)を出産した。性別変更後の20年に次女も生まれた。


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