JR西日本によると、12日午前6時42分ごろ、JR京都線茨木駅で、主に貨物列車や特急電車が走行する「下り外側線」の信号が赤のまま変わらないトラブルが発生した。

 JR西は、主に普通・快速電車が走行する「内側線」に運転線路を変更して運転し、信号トラブルも3時間後に復旧したが、広い範囲で111本が運休するなど12万5千人に影響が出た。

 草津発関西空港行き特急はるかは、摂津富田駅と総持寺駅間で停車。乗客約120人が線路上に降車し、徒歩で摂津富田駅まで移動した。

 京都線では、12日午前0時50分ごろ、京都府向日市の向日町駅構内で同様のトラブルがあり、琵琶湖線・京都線では野洲―大阪間で約2時間半運転を見合わせた。この影響などで1本が運休、計9本が最大約6時間遅れ、約900人に影響が出た。

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