岐阜県池田町が発注したエアコン設置工事の指名競争入札を巡る官製談合事件で、官製談合防止法違反などの疑いで逮捕された前町長の岡崎和夫容疑者(76)が当時、漏らしたとされる入札情報を事前に知り得る立場にあったとみられることが12日、捜査関係者への取材で分かった。  町長の立場を利用して入札情報を事前に入手できたとみられ、県警は工事の価格などほかの情報漏えいもなかったかどうか調べている。県警は同日、岡崎容疑者を送検した。  岡崎容疑者は、町長だった2022年7月、町立保育園のエアコン設置工事の指名競争入札で、秘密事項となっていた指名業者名を入札参加業者に漏らした疑いで今月11日に逮捕された。


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