脱原発の実現を訴える市民団体「原子力資料情報室」共同代表の伴英幸(ばん・ひでゆき)さんが10日、がんのため死去した。72歳。三重県出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。  早稲田大卒業後、チェルノブイリ原発事故をきっかけに、脱原発法制定運動事務局などを経て1990年、原子力資料情報室スタッフに。95年に事務局長、98年から共同代表。東京電力福島第1原発事故への対応や、その後の国の原子力政策に対し、批判的な立場から発言した。経済産業省や国の原子力委員会の会合で委員を務めた。(写真は2021年撮影)


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