2026年に愛知県と名古屋市で共催するアジア大会組織委員会は11日、アスリートの心に宿る熱い炎や名古屋の象徴のしゃちほこをモチーフにし、歌舞伎の隈取りをイメージした大きな目が特徴のキャラクターを公式マスコットに選んだと発表した。名前は7月に開催するイベントで公表する予定。

 愛知県庁で同日、開かれたデザイン発表イベントで、制作者のグラフィックデザイナー中川義千さんは「選手の熱い思いをキャラクターに込めた」と話した。賞金100万円の目録が授与された。

 264点の応募作品の中から有識者が3点に絞り込み、インターネットで一般から募集した意見を参考に、選定委員会が最終案を選んだ。

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