2025年大阪・関西万博に出展する米国のパビリオン起工式が17日、大阪市の人工島「夢洲」の会場予定地で行われた。エマニュエル駐日米大使は、中東情勢の緊迫化などを念頭に「万博は人々を集めて将来を想像する場所だ。今世界で起きていることを考えると、こうした平和的な試みが重要だ」と訴えた。

米国パビリオンのテーマは「共に創出できることを想像しよう」。日本の「わび・さび」から着想を得た三角形の建物2棟から構成され、米国旅行や宇宙探査などを疑似体験できる展示を予定している。

2025年大阪・関西万博の米国パビリオンの起工式に出席したエマニュエル駐日米大使(左から3人目)=17日午前、大阪市此花区

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