獣医師免許を持たずに専用器具で客の飼い犬の歯石除去をしたとして、京都府警は11日、獣医師法違反の疑いで、ドッグカフェの女性経営者(51)=京都市南区=を書類送検した。専用器具を用いたペットの歯石除去は診療行為に該当するが、獣医師免許がないのに施術するケースがあり、府警は「同法違反での摘発は全国初ではないか」としている。

 女性は「犯罪行為になることは理解していた」と容疑を認めている。

 書類送検容疑は2月16日、経営する南区のドッグカフェで、獣医師でないのに犬1匹に専用器具「スケーラー」を使って診療行為の歯石除去を行った疑い。

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