大津市の住宅で担当の保護司の男性を殺害したとして、殺人の疑いで再逮捕された同市の無職飯塚紘平容疑者(35)=強盗罪で保護観察付き有罪確定=が、男性を通じて紹介された勤務先を数カ月で退職し、周囲に「正当な評価をされない」と伝えていたことが11日、関係者への取材で分かった。滋賀県警は更生指導でトラブルがあった可能性があるとみて調べる。

 男性はレストラン経営新庄博志さん(60)で、関係者によると、新庄さんが「(容疑者の)仕事が続かない」と就労支援員に相談し、容疑者は2022年春から県内の建設会社に勤務。だが数カ月で退職し、周囲に「自分は頑張って仕事をしているのに評価をされない」と伝えたという。

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