東京都は10日、マッチングアプリや結婚相談所、式場・婚礼関係の団体などと、結婚支援策を議論する官民連絡会議「結婚おうえんTOKYOミーティング」を立ち上げた。結婚に対する社会全体の機運を高め、少子化対策につなげたい考えだ。

 この日、初会合があり、各業界団体や都の取り組みの紹介、課題の洗い出しなどが行われた。マッチングアプリの運営会社などが参加する業界団体からは「トラブルを防ぎ、利用者の不安を取り除くため、安心安全なアプリの選び方について啓発したい」などの意見が出た。

 出席した小池百合子都知事は「子育てまでのシームレス(継ぎ目のない)な支援の入り口は出会いや結婚。知恵を出し合いながら素敵な出会いを増やし、これを皮切りに効果的に取り組みを進めていきたい」と話した。(松田果穂)

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