大阪府松原市のゴルフ練習場で「バケツが爆発した」と通報があり男性職員が軽いやけどを負った事件で、大阪府警は10日、中身を鑑定した結果、ガソリンだったと明らかにした。府警は何者かが置いた可能性があるとみて、威力業務妨害容疑などを視野に捜査している。
府警によると、鑑定は科学捜査研究所が実施。バケツに入っていた液体からガソリンの成分が検出されたという。
バケツは6日朝、練習場の事務所入り口前に置かれており、側面に「社長へ」などと書かれた紙が粘着テープのようなもので貼られていた。ペットボトルなども貼り付けてあったという。
同日午後、男性がバケツを軽トラックの荷台に積んだところ、突然熱風が出てやけどを負った。府警の爆発物処理班や消防が出動した。〔共同〕
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