小学生の36.7%は裸眼の視力が1.0未満だったとするアンケート結果をロート製薬が公表した。小学生の視力は低下傾向が続いているとされる。10日は「こどもの目の日」で、同社や専門家はデジタル機器の使用を控えるといった目をいたわる必要性は子どもでも重要と訴えている。

 調査は親を対象に実施。眼鏡やコンタクトレンズを使う子どもの割合は21.8%で、理由の約7割が近視だった。1.0未満を対象に生活への影響を聞くと「授業で黒板が見えにくい」との回答が47.6%、「目が疲れる」も16.3%あった。

 調査は5月17~19日に、小学生の子どもを持つ親千人にインターネットで実施した。

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