社会が求める人材像の変化に合わせ、入試のあり方も変わっています。受験生にとって「天王山」と言われる夏休みが来る前に、最近の傾向や心構えを押さえておきたいところです。第一線の塾講師の連載コラム「受験考」から、参考にしてほしい記事を紹介します。

共通テスト「負担増」に備える

問題文の分量や読み解く資料が多く、情報処理能力が求められる大学入学共通テスト。2025年から出題科目に「情報Ⅰ」が加わるほか、問題数や試験時間が延びる科目もあります。負担感の増すテストをどう乗り切るか。模試を受けるなどして戦略を練る必要がありそうです。

  • ・変わる共通テスト 模試が過酷に、受験生消耗
  • ・大学共通テスト対策 苦渋の「早解き」指南
  • ・共通テストの英語問題 リアル無き「日常場面」に疑問

英語検定試験との向き合い方

国際化の流れで、英語の資格検定試験の活用が入試で広がっています。検定試験には種類やレベルが複数あり、どの試験をいつ受けるか悩む受験生も多いのではないでしょうか。検定試験とうまく付き合い、長期的な英語力の向上につなげたいものです。

  • ・部活引退試合の日に英語検定試験 「悔い残らぬ選択」は
  • ・英検に新たな級導入 大学入試、複雑化しないか心配
  • ・英語の資格検定試験 合格目的化でつまづき

「書く力」を養う

小論文や記述式の問題を出す大学・学校が増えてきました。自分の考えを文章にする力は大人になっても大切です。受験対策に終始するのではなく、「書く力」を養う第一歩にするためには、どうしたらよいでしょうか。

  • ・作文が書けない 中学生、添削指導なく
  • ・大学入試、小論文対策の現状 塾・予備校への依存大きく
  • ・作文教室と入試 「直結」にこだわらないで

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。