劇団俳優座と東京新聞のコラボ演劇講座第5期「ハムレット 復讐(ふくしゅう)の悲劇」(東京新聞主催)が8日、東京・内幸町の本社1階ホールで始まった。講座は7月27日までの毎週土曜の全8回。第1・2期でも講師を務めた俳優座所属のベテラン俳優で演出家の森一さん(69)の指導のもと、シェークスピアの四大悲劇の一つ「ハムレット」の名セリフに挑戦する。

講師の森一さん(左から3人目)の指導で詩を朗読する参加者たち

 講座には10〜80代の約50人が3部に分かれて参加し、演劇を学ぶ手法の一つ「シアターゲーム」の体験やシェークスピアの詩の朗読などを楽しんだ。  ハムレットの世界にふれてみたいと参加した東京都小金井市の石井徹弥さん(63)は「トレーニングは初めてで戸惑いもあったが、詩を読み込んでいくうちに、だんだんと楽しくなってきた。これからセリフや動きを学んでいくのが楽しみ」と話した。 

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