使用済み核燃料の中間貯蔵施設=2020年5月、青森県むつ市

 今夏にも原発の使用済み核燃料が初めて搬入される計画の中間貯蔵施設(青森県むつ市)を巡り、同市に隣接する東通村など5町村が、事業者のリサイクル燃料貯蔵(RFS)に対して安全協定の締結を要請する方針であることが8日、東通村への取材で分かった。県とむつ市、RFSの3者が搬入の前提となる安全協定の締結に向けて議論しているが、5町村はこれとは別に、RFSに締結を申し入れる。  東通村によると、5町村は、トラブル発生時などにRFSから確実に連絡が入る体制が必要だとの考えで一致。5町村が連携して安全協定締結を求めることで合意した。


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