警察によりますと、逮捕されたのは京都市の城宝俊明容疑者(65)で、プルデンシャル生命保険は金沢支社の元社員だと発表しました。

元社員は3年前、金沢市の60代の女性に「元本保証で1年で120万円の利益が出る」とうその投資話を持ちかけ、指定した口座に500万円を振り込ませたとして詐欺の疑いが持たれています。

警察によりますと、調べに対し「金を預かったことに間違いないがだますつもりはなかった」と供述しているということです。

プルデンシャル生命保険によりますと、この元社員は、2011年に退職したあとも含む去年までの24年間に投資運用の名目で34人からおよそ7億5000万円を不正に預かり、現在も5億円余りが返済されていないということです。

警察はほかにも同様の被害があるとみて捜査を進めています。

プルデンシャル生命保険は「不適切な事案を重く受け止め、再発防止のため経営陣を先頭に全社的な取り組みを進めております」とコメントしています。

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