朝霞市の市立中学校の元教諭外崎三吉被告(44)は、去年9月までの1年5か月間に顧問を務めていた吹奏楽部の男子生徒ら20人余りに対し、学校内や修学旅行で訪れた宿泊施設などでわいせつな行為や動画の撮影を繰り返したなどとして児童福祉法違反などの罪に問われました。

7日の判決でさいたま地方裁判所の中川卓久裁判官は「生徒の健全な成長を促す立場でありながら、教師の立場や部活動の顧問の影響力を利用してみずからの性的な欲求を満たした犯行だ」と指摘しました。

その上で「生徒や保護者らからの信頼を著しく裏切る行為であり強い非難に値する」として懲役3年の実刑判決を言い渡しました。

被告は警察に逮捕されたあとのことし2月に懲戒免職になっていました。

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