伊藤信太郎環境相と新潟水俣病の関係団体との懇談について、環境省が7月17、18日を軸に調整していることが7日、分かった。懇談は、5月1日に熊本県水俣市で水俣病被害者団体側の発言が遮られた問題を受け、新潟水俣病被害者団体が要望していた。
新潟水俣病の公式確認から59年となった5月31日、新潟市で開かれた式典後の国定勇人政務官との懇談では、被害者側から早期の政治決着による救済を求める声が上がっていた。
新潟水俣病阿賀野患者会の酢山省三事務局長は7月の懇談について、取材に「今がチャンスだ。対話の先にある、救済に向けた協議に入れるよう頑張りたい」と語った。
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