愛知県半田市で2022年9月、市立中2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題があり、市教育委員会が月内にも第三者委員会を設置して、背景を詳しく調べる方針を固めたことが7日、市教委への取材で分かった。学校は、文部科学省が指針で求めた遺族の意向確認をしていなかった。市教委は「ルールを把握できていなかった」としている。  文科省の指針では、児童生徒の自殺は、まず学校側が「基本調査」で原因を調べる。その結果、いじめなど学校生活に関する要因が疑われなかった場合でも、遺族の要望があれば、第三者委などによる「詳細調査」をすべきだと定めている。


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