◆柿沢元議員の元私設秘書が20万円を手に
2人は当時、自民会派に所属していた米沢和裕区議(64)と星野博区議(76)=共に同法違反(被買収)罪で在宅起訴=。 証人尋問で米沢区議は昨年2月、自らの事務所に後藤被告が来て「陣中見舞いを持ってきました」と言いながら、のし袋に入った20万円を渡されたと証言。木村被告を陰ながら応援したことは認めたが、検察官から現金について「支援依頼と思わなかったか」と問われると「全く思わなかった」と否定した。 星野区議は後藤被告と別の元秘書から「代議士から預かってきました」と言われて20万円を受け取り、元秘書の指示通り「陣中見舞い」とただし書きに書いた領収書を渡したと証言。木村被告を支援するよう依頼はなく、「(柿沢元議員と自民区議の)関係修復のため、陣中見舞いの形で渡されたと思った」と述べた。 柿沢元議員は公選法違反(買収など)の罪で有罪が確定し、木村被告は同罪で在宅起訴されて公判中。(中山岳) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。