東京都品川区の歩道橋で女性のスカート内を盗撮したとして、警視庁品川署は5日、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで、大阪大高等共創研究院の教授、槙原靖容疑者(46)を現行犯逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

◆犯罪捜査にも応用されている「歩容認証」を研究

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 逮捕容疑では、5日午後3時40分ごろ、品川区の京浜急行青物横丁駅近くの歩道橋で、女性のスカート内を盗撮したとされる。署は認否を明らかにしていない。  現場近くにいた男性が「歩道橋の下から女性のスカート内をのぞいている男がいる」と110番した。駆けつけた署員がスマートフォンを確認したところ、スカート内を撮影した動画が見つかった。スマホを入れたカバンを差し入れて撮影していたとみられる。  大阪大広報課の担当者は取材に「事実関係を確認している」とコメントした。大学のホームページなどによると、槙原容疑者は人の歩き方を解析して人物の特定を行い、犯罪捜査にも応用されている「歩容(ほよう)認証」の研究を行っている。 

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