先月14日、埼玉県戸田市の首都高速道路・5号池袋線で渋滞の列に大型トラックが突っ込み、乗用車3台が炎上して3人が死亡した事故では、トラックを運転していた運送会社の社員、降籏紗京容疑者(28)が自動車運転過失致死の疑いで逮捕されています。

運転手について、5日までに鑑定留置が始まったことが捜査関係者への取材で分かりました。

警視庁のこれまでの捜査で、運転手は、速度を落とさずに時速およそ77キロのスピードで乗用車に衝突したとみられ、事故現場のおよそ300メートル手前から記憶がはっきりしないという趣旨の供述をしているということです。

専門家が事故につながる病気があったかどうかなどについて詳しく調べ、検察は鑑定の結果を踏まえて起訴するかどうか判断するものとみられます。

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