2023年12月発売の週刊文春では、松本人志さんに性的な被害を受けたとする女性2人の証言が掲載され、松本さんは名誉を傷つけられたとして、発行元の文藝春秋と編集長に5億5000万円の損害賠償などを求める訴えを起こしています。

この裁判で、5日に争点と証拠を整理するための非公開の手続きが行われ、松本さん側は書面で「これまでの人生でいかなる女性に対しても同意を得ることなく性的行為を強制したことは一切ない」と主張しました。

一方、記事に書かれていた飲み会の参加については、「記載されている時期や場所において、女性の参加者もいる飲み会に同席したことは否定しない」としました。

文藝春秋側は、これまでの裁判で「女性に対して複数回の取材を重ね、証言の信用性について慎重に検討したうえで、松本さんに対する取材も経て確信した。同意のない性的行為は真実だ」などと主張しています。

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