警察によりますと、先月、松江市内の60代の女性の自宅に松江税務署の職員を名乗る人物から「定額減税をめぐり還付金がある」といううその電話がありました。
続けて、金融機関の職員を名乗る人物からの電話で「還付金を受け取るには書類の作成が必要なので、近くのATMに行ってほしい」と言われたため、女性はATMで指示されたとおりに番号を入力したということです。
その後、女性が残高を確認したところ還付金の振り込みはなく、自分の口座から他人の口座におよそ300万円を振り込んでいたということで、警察は詐欺事件として捜査しています。
今月から1人当たり4万円の定額減税が始まっていますが、警察は定額減税に還付金はないとして注意を呼びかけるとともに、還付金があるなどという電話は詐欺を疑い、警察や家族に相談してほしいとしています。
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